わたしのみち

おもうこと、ひびのことあれこれ




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100分の1でいいとおもってる

私がはてなブログで書き始めた頃、すでに「今更ブログ?」と言われる時期だったように思う。
それでも私には発言できる小さな場所が必要だったので時代の流れなんてどうでもよかった。

入ってみると今更と言われるのはマネタイズに関してのことだったのか。
それもどうでもよかったが、なんとなく流されて私はSEOに引っかかるような文章を書こうともがいた記憶がある。
でもそれだと私ではなかった。「しゅう」というキャラクターを作っているような感覚で違和感があった。
その後紆余曲折あり最近リスタートしたわけだけど、あの頃のようなスタンダードでいたい情熱はない。
せっかく仮面(ペンネーム)を被ってるんだし素の私を出せばいいじゃないか。


特別お題「わたしがブログを書く理由





私の文章は拙い。それでも出したい思いがある。
例えば先日の「主婦の昼ごはん」
route53.hatenablog.com
なんと他愛ない内容だろう。
それでも「あなた」だけでも笑ってくれたらと思う。
100分の1人がクスッとしたら本望だ。

こういうバカ話ができる相手がいないわけじゃない。
でも次会う時まで温めておくようなネタじゃない。
そして規律ある自分、常識人であることがもう染み付いてしまって長い人たちの中でバカ話をするほど私はユーモアのある人間でもない。


このブログは私だけの世界だ。
バカ話しようが、的外れな話をしようが、ポジティブ・ネガティブな話をしようがいいじゃないか。
タイミングさえも選ばない。
そういう私の小さい世界が私を保っている気がしている。

バランス。
誰でも大なり小なり仮面を被っている……と思う。
自分をプロデュースして日々過ごして、素の自分をうっかり置き去りにしてる時もある。
だからちゃんと向き合わなきゃ。
とても悪い言葉を使う私、エモーショナルな私、達観したがってる私、みっともないほど泣く私。
表面世界で「常識的で大人らしく折り合いをつけながら」ちょっと抑え込んでる感情は、時々ちゃんと出さないとプロデュースされた私に乗っ取られちゃう。

その場に私はブログを選んだ。
ブログを書く理由は「素の自分を出す」だ。
だから「わかる」人が100分の1でも、1000分の1でもいいんじゃない?