時計が壊れています。
それはもうずっと前からわかっていました。
何年越しだろう?重い腰をやっと上げて時計店に持って行きました。
その時計はもう17年前に買ったものです。
次男を出産して、お疲れ様と出産を記念して夫がプレゼントしてくれたシチズンのxC(クロスシー)。
赤子を抱いてると腕時計が当たるのが気になるので普段使いはあまりしていなくて、
それでも出かける日や入園・入学・祝い事の時には着けていた想い出もある時計です。
それがいつ頃からか電波受信で時間が合わなくなり、電池の交換が必要だろうと思いながらも一度仕舞い込んでしまった。
ことあるごとに片付けをするたびに、その時計を目にするのになかなか修理に持って行かなかったのは他のものがあったから。
1ヶ月くらい前にアクセサリーや時計をしまってある棚を整理したら再び出てきて……
「これ、着けたいな。」
と思ってやっと修理に持って行って3日目に見積もりの電話がありました。
17,000円デス
……17,000円かぁ……
10,000円くらいまでならと思っていたけど、ちょっぴり予想外な金額に悩んでしまった。
想い出と実益と羽ばたく諭吉&英世を天秤にかけ、ズルして想い出に錘を乗せてみたけどあかんかったー。
「修理あきらめます」
まぁ、この壊れた時計を捨てるわけじゃないし。
手元にあれば想い返すことはできるし。
動いてなくてもファッションとして着けたっていいんだし。
い〜っぱい言い訳つけてあきらめました。
今日、お迎えに行ってきます。
どうしよう、何かに取り憑かれて「やっぱり修理します」って言っちゃったら笑