わたしのみち

おもうこと、ひびのことあれこれ




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書道って疲れる

長い夏休み(私の夏休みじゃないw)を終え、ふぅやれやれなしゅうです。こんにちは。
長いことブログを書けなかったのでその間どうしてたのか書こうと思ったんですけど、あんまり興味ないよね?ってことでしれっと再開です。

今年から書道をしています


書道始めました - わたしの裏みち
しまった・・・過去記事貼り付けておこーっと♡と思ったのが間違いww
「せっかくなので毎回ブログに残していこうと思います」なんて書いてるし、残してないしww



さて、途中で飽きることもなく続けて8カ月になりました。
最初の頃は目標もなく筆遣いになれるべくひたすら臨書*1していましたが、数か月前から月例競書への出品を認められました。競書会が発行している競書誌の手本を練習し清書出品し級を得られるように精進しています。
それと並行して楷書の練習として「九成宮醴泉銘(きゅうせいきゅうれいせんめい)」に取り組んでいます。「楷法の極則」と言われている九成宮は小中学生などの書道の初心者が練習教本として使うのに有名なんだということを書道を始めてしりました。
では小学2年から書道をやっている息子が九成宮をやったかと聞くとやっていません。息子と私は同じ先生に師事しています。ですが小中学生のクラスでは競書誌の練習・清書のみでまだ九成宮には取り組んでいないということです。
大人とは目的が違うのでしょうね。

そうそう、子供と同じ先生に師事していると何かと便利ですね。子供ならうっかりお月謝袋をカバンに入れたまま持ち帰るということがありますが私の教室の日に持っていけるし、昇段試験や展示会の話など出品はするけどどんな試験・展示会なのか的を得ない息子の話をきちんと先生に聞けますから。
というとうちの息子どんだけ頼りないねーーーん!となりますが、中学のクラブ活動と両立して書道に取り組んでいる息子を密かに尊敬しています。正々堂々と尊敬してやりたいのですが、それをするとグングンと鼻が伸びるタイプなので密かに(笑)

案外疲れる書道

季節問わず空調の効いた室内で机に向かう書道は「静」のイメージですが実は結構疲れます。筆遣いは手先だけでなく肘からまた体全体で書くので肩・背中が凝ります。特にまだゆとりをもって書くことができない私は非常に凝ります。
そして息を止めてしまいます。始筆・止め・ハネと一々気を付けていると無意識に息を止めていて一文字書いてはふぅ~~~と大きく息をしてしまうのです。時々先生に「息してやっ!」と言われるのですが、呼吸を止めると体が動かないので息をしながら体で書くと自然と自分でもおっ!と思える字が書けます。息をしながら・・・大切だとはわかっているのに無意識に止めて疲れてしまいます。

半紙に書いていると疲れも慣れつつありさほどではないのですが、先日先生から良いお話を頂きました。
「〇〇先生の勉強会があるから参加してみる?」
先生の師匠である偉い先生(を知らない私w)の勉強会に参加させてもらうために条幅紙*2に九成宮を書くことになりました。これがまたしんどいっ!!私は2時間集中して3枚しか書けませんでした。午前中にこれを教室でやったところ午後使い物になりませんでした・・・私(恥)趣味で疲れてごはん作るの嫌になるのもどうかと思うけど(笑)
来週もう一度この練習を教室でして、本番当日は机を使わず体育館の床で書くことになります。その姿勢で書けるんだろうか・・・私は。とにかくチャレンジですね。恥はかき捨てと思って稚拙な書ではありますが偉い先生に見てもらってきます。

まぁ、こんな風に疲れはする書道ですが嫌な疲れではなく無かった目標も色々見えてきたんですよね。月例出品で級を上げていくのも目標の一つだけど、まだずっと先だけど段を取っていっていつかは・・・。
先輩の生徒さんがこの秋も昇段試験を受けます。息子も学生部門で昇段試験を受けます。私はそこまではまだまだ長い道のりだろうけど着実に進んで行く方々を見ては「よし!私も続くぞ!!」と目標と元気をいただいてワクワクする未来を見ています。





ARIGATO☆

*1:手本を見て書く

*2:半切と言います。サイズは約34.5×136cm