わたしのみち

おもうこと、ひびのことあれこれ




スポンサーリンク

家系図と屋号とあなたはだぁれ?

f:id:ROUTE53:20180716061516j:plain
先日祖母が亡くなり通夜・葬儀に出たのですがね、その際顔はわかるけど誰だっけ?や、そもそもどちらさん?って方が多くてとりあえず微笑んどけ状態でした(笑)

家系図

どうやら我が家(母の実家)には家系図があるらしい。
私から見て高祖父母辺りからの家系図が家のどこかにあり、祖母の兄弟姉妹が産まれた頃までは書かれていたらしい。
しかしその在りかがわからないのです。
母が子供の頃見たと言うんだけど・・・仏壇周りにないってことは蔵にでもしまわれてる可能性大。
とりあえず四十九日過ぎたら皆で蔵を片付けようと言ってるのですが果たして出てくるのか?

さて、通夜・葬儀にはそんな時にしか会わない親戚もいるわけです。
同じ地元に住んでいれば顔を合わせる機会も多いでしょうが、私のようにたまに帰省する人間にはちんぷんかんぷんでして。
生まれて40年も過ぎれば今更紹介もされません。
ウン年前に一度数時間席を一緒にした親戚を覚えてないし、どちらさまでしたっけ?と聞くわけにもいかず周りの話の流れで「あぁ、(たぶん)あの人か」と判断します。

ちなみに親戚と母が話していると「姉さんは元気にしてるかね?」と言われるのですが、母に姉はいません。長女だから。てことは、それ絶対私のことですよねー。
私!私!!と手を挙げると「えっ!おおきゅうなって!」ってもうウン十年も会ってませんから!そりゃ顔も変わるよねwww
つか、この年で大きくなってと言われる違和感・・・

いいんだよ!私もわかってないからww

屋号

今の時代「我が家には屋号があります」ってお家どのくらいあるんでしょう?
屋号といってもお商売してるお家の店の名前ではありませんよ。
私の田舎では普通の農家・民家に屋号がついています。

我が家の屋号は「下六路(しもろくろ)」。六つ辻に家があったんでしょうか?
これは住所に記載されてる名称ではありません。苗字でもありません。
そのお家の呼び名として今も使われています。
その集落で一番新しく出来た家だから「新屋(しんや)」とか、下六路の上にあるから「上六路(かみろくろ)」とか。
漢字で書くからわかる理屈も耳で聞いただけでは暗号のようでちんぷんかんぷんでして。

「下六路のようちゃん」=「〇〇市△△町 字 神田にある田中家の祐次さんの長男の洋平くん」を指しているのですが、誰を指すにも屋号+下の名前がスタンダードなんですね。
しかしそこに地名+下の名前「神田のようちゃん」で呼ぶ人もいてもうちんぷんかんぷんの極みです。

大阪生まれ大阪育ちの私にすると屋号自体耳慣れないものですが、「下六路のようちゃん」と「田中家のようちゃん」と「神田のようちゃん」が同一人物だとは理解しがたく、
もともと「あなたはだぁれ?」な人と紐づける作業は大変困難です。
わからない私は横で微笑みながらわかった顔でフンフン聞いてるしかありません。(がわかんね!)
わかった頃には帰阪するので次行くときはまたこんがらがってるのです。

マイ家系図作成

祖母の兄弟は6人います。祖父の兄弟は5人います。
その子世代はまだ健在の方が多いので冠婚葬祭会う可能性大です。
いくら離れた大阪に住んでるとはいえ40過ぎた私が全く知らない知ろうとしないのはよくないなと思い、マイ家系図を作成することにしました。
簡単にExcelで作っていったんですが、横幅(兄弟人数)多すぎて下がどんどん広がって収まりつきません(笑)
上は祖父母の兄弟、その子・孫あたりまで、下は祖父母の子(母含む)から孫(私のいとこ達)とひ孫(その子)まで。

同郷にいるいとこ同士なら交流もありますが、そこからはみ出ている大阪組にしてみるといとこの子がいつの間にか増えていたり、子の名前の字がわからなかったり、数多すぎて覚えられなかったり。
でも母に聞きながら関係性や居住地・屋号を整理しマイ家系図ができたので、次の帰省では話がスムーズに入ってきそうです。

おわりに

生きてるうちに数回しか会わない親戚が多いですが、会話の中で出てきて知らないとは言いにくい年になってしまいました。
私はこれらを面倒だとは思ってなくて、古い考えかもしれませんが親族の繋がりをきちんと把握したいと思っています。
縁起でもない話ですが私の母が亡くなった時私が親戚を知らないでは済まされないこともあるし、聞ける人は減ってきています。
いざというとき恥をかいてもいい年齢ではないので、聞ける人がいるうちにしっかり繋がりを聞いて理解しておこうと思います。




ARIGATO☆