大阪・堺市に大仙公園という大きい公園があります。
こちらの園内にある日本庭園で春季夜間特別開園があるというので行ってきました。
大仙公園
北の仁徳天皇陵、南の履中天皇陵に隣接する大仙公園は自然と触れ合える空間が広がり、図書館・博物館・日本庭園などの歴史的・文化的施設を備えた堺市のシンボルパークです。
大仙公園｜スポット｜堺観光ガイド
日本庭園
その大仙公園の西の端にある日本庭園は、市制100周年を記念して造られており今年で30年。
「築山林泉回遊式」を用いており堺の歴史を取り入れた庭園となっています。
日本庭園の中に流杯亭や甘泉殿、廬山など中国を模した施設があるのは、堺が中世に明との交流基地としての役割を持ち繁栄したことから作庭に取り入れられたそうです。
大仙公園 日本庭園
春季夜間特別開園「春夜爛漫」
過去には夏と秋に行われていた夜間特別開園ですが、今年は春と冬合わせて４回行われます。
春は4月30日で終了となりましたが、今年は７月、９月、11月とあと３回行われる予定です。
四季によって変わる庭園を楽しみたいですね。
春夜の演奏会
駐車場から日本庭園へ向かっていると庭園から音楽が聞こえてきました。
１日限定の演奏会があり、素敵な偶然に恵まれました。
二胡奏者のウェイ・リーリンさん、篳篥（ひちりき）奏者の坂下一治さん、ピアノ奏者の中島陽子さん。
和洋中のコラボレーション演奏でとても綺麗な音色です。
初めて耳にする中国の曲や聞きなれた「海の声」「島唄」「糸」「上を向いて歩こう」など７曲ほどを聴かせていただきました。
春の花
少し前から開催されていた「桜草展」と「ぼたん展」があり、楽しめるかと期待していたのですが、今年は桜もそうでしたが咲が早かったようで、残念ながらほとんど残っていませんでした。
まとめ
すぐ近くにありながら今まで足を踏み入れたことのなかった日本庭園ですが、気にかけてみると季節折々のイベントがあり、楽しく四季を感じられそうです。
普段触れない文化的なイベントもあるようなので夏以降の特別開園もぜひ足を運びたいと思います。
ARIGATO☆
