最近ちょっとピリピリモヤモヤすることが続いて「うがぁ~~~!!!」って心が叫ぶので、一人のんびりさんぽに出ました。ちょっと大浜公園まで。
大浜公園ってどこ?
明治12年に海浜公園として誕生した堺市営で一番古い公園です。その昔は堺屈指のレジャー施設として賑わいをみせたそうですが、今はその面影は薄いです。
開園当時にはあった白砂青松の美しい海岸線も、臨海工業地帯で埋め立てられて見る影もありません。
それでも現在は16haの敷地を有し、野球場、プール、体育館、相撲場、サル山などがあります。
敷地内の大浜体育館も古く、堺市で建替え計画が進んでいますが、先日とうとう酷い雨漏りを起こしたそうで剣道の試合が中止になったと聞きました。
さんぽ開始
大浜公園の駐車場(2時間200円)に車を停めてまずは灯台を目指します。
灯台への連絡陸橋を渡ると阪神高速湾岸線を見上げることができます。湾岸線と並行して走るのは府道29号線。何本もの大きな道路の隙間から見える青空。
そのまま進むと海に出ます。
湾の両サイドには埋め立てられた工場地帯。ここは結構奥まっているのでずっと向こうまで工場が見えるけど、潮の香をほんのり感じることができます。大きく鼻呼吸スーハ―。
旧堺燈台
そんな埋め立て地の奥にひっそりと建つ灯台です。
明治10年(1877年)に築造された木造洋式灯台です。当時の場所に現存する日本最古の木造洋式灯台の一つとして国の指定史跡になっていますが老朽化による改修工事もありましたので、完全に当時のままというわけではありません。
昔はこんなふうに船を導く灯りだったようですが、周辺の埋め立てによって今はその役目を終えており、灯りをおとしています。
灯台の周辺はとっても静か。
頭上を高速道路が通っているのに車の騒音は気にならず灯台前の階段でぼーっと物思いに耽って時間を過ごしました。
日陰がないので行かれる方は要注意。日焼け止めしてるとはいえ30分の滞在でも気になる日差しでした。
灯台直近にだけ灯台の影ができるのでそこに座ってました。人が多いと撮影の邪魔になるので確保できない日陰です。
龍女神像
堺市街を通る土居川に続く水路沿いを歩くと龍女神像が見えてきます。
大浜公園内にあった大浜水族館前に設置されていた平和と繁栄のシンボル「乙姫さん」ですが、水族館の廃館で撤去された後位置を変え北波止突堤に復元建設されました。
大浜公園内
市営の大きな公園ですが、平日の昼間ということもあり人影まばら。
ぷーらぷーら歩きます。
段差に片肘ついてお偉いさんですね。
カメラを向ける私を見て撮りやすいように位置を変えてくれます。
小さい子供じゃない。
ネコ会議にお邪魔しました。
大浜公園相撲場はアマチュア相撲の聖地らしい。初耳。
おわりに
人と人が繋がるとすれ違ったりぶつかったりすることもたまにはあるわけで、イライラピリピリモヤモヤする気持ちをぶつけてばかりいたらいいことないのはわかってます。
だから一人の時間をちゃんと持ってストレス解消するようにしています。
それって根本的な問題解決にはならないかもしれないけど、自分の心のささくれがしっとりすれば気にならなくなるから完全解決だけを目指してなくて、ぼけーっとする時間を自宅や慣れた場所以外で持つのって最高に気持ちいいです。
そして一つ学んだし!
写真を撮りに行く時間って大切ですね。しっかり計画すべきと実感しました。
— しゅう@猫になりたい (@shu_504) 2018年5月21日
逆光で全然綺麗に撮れなかった!!(順光で撮影できるポジションなし)
ARIGATO☆