ご無沙汰しております、しゅうです。ごきげんよう。
今回は茶湯の天下三宗匠の一人、千利休が生まれた大阪・堺にある製茶店「つぼ市製茶本舗」へ行ってまいりました。
とはいっても製茶工程を見た訳ではなくカフェが目的です。
天下三宗匠の残りの二人は知りません。
つぼ市製茶本舗とは
つぼ市が堺に茶問屋として創業したのは、幕末の嘉永三年(1850年)。なんと167年も続く老舗です。
昭和の空襲で堺の市街地も焼野原となりつぼ市の商家も焼け落ちてしまいましたが、基盤を高石市に移し操業を再開されました。(写真は堺の茶寮です)
つぼ市製茶本舗 千利休のふるさと大阪・堺よりお茶・抹茶をご提案
茶寮 つぼ市製茶本舗
本社の高石では工場直売所としてお茶の販売をされていますが、平成25年堺区九間町東に茶寮を新たにオープンされました。
間口は広くなく注意して歩かないと見落としてしまいそうですが、綺麗なお茶色の暖簾が目印です。
カフェスペースは高い吹き抜けになっていて、和モダンな雰囲気でお茶を楽しめます。
お昼過ぎに行くとそれほど待ちはなかったのですが、私がテーブルにつくころには3時のティータイム目当てのお客様がぞくぞくといらしてました。
ちょっと早めに行ってよかったー!
つぼ市製茶本舗 千利休のふるさと大阪・堺よりお茶・抹茶をご提案 : 茶寮 つぼ市製茶本舗
大人気のかき氷
つぼ市茶寮で多くの方が注文するのはかき氷です。特に暑い夏、一時の清涼を求めてあちらのテーブルにもこちらのテーブルにもかき氷。こちらはお茶とのセットでお茶は各種から好きなものを選べます。
ででーん!!!
すっごいボリュームのかき氷です。小顔のアイドルくらいのサイズがあります(例えが雑)
これだけの量を食べると頭キーン・お腹ピーってなりそうですが、実はそうでもありません。ふわっふわのかき氷なんですが不思議と冷たさキンキンには感じないのです。冷たくないかき氷とはこれ如何に?冷たくないのではなく、程よい冷たさを感じる程度というなんとも微妙な説明しかできないのですが、パクパク食べられます。
抹茶のみ・ミルクがけ・金時のせ・アイスのせと色々チョイスできます。(写真は抹茶ミルク金時です)。この金時が甘すぎずさっぱりしているので私は大好き。あま~いのがお好みの方はちょっと物足りないかもしれません。
でもね、さすがにデカいわ~!完食するのに私は疲れるサイズ。そんな方にはハーフサイズもございます。
ホッとする茶粥
実はかき氷を食べたのは夫で、私は茶粥を食べたくてつぼ市に来ました。(家で炊けよw)
炊きたてのサラサラの茶粥が大好きです。家で炊くと私と母しか食べないので朝炊いた茶粥が昼に食べようとするともったりに変わっているんですよね。
何より家の茶粥と他所の茶粥を比べて見たかったので注文したのですが・・・茶粥は茶粥でしたー!同じ(笑)
真ん中に乗ってるのはバゲット!・・・ではなくお餅です。とろ~っとしてて茶粥とお餅イケるね!
写真左のゼリーのようなものなんだろう・・・?わかりません!!
にこごりほど固くなくあんほどやわらかくなく、お出汁の味がしっかりしている冷製・・・茶碗蒸し?卵はいってないけどw。中に入っている四角いのは大根かな~?瓜かな~?さっぱりして美味しかったです。
写真右はサラダと言われたけど漬物だな。浅漬けだな。
このクソ暑い時期に暑い茶粥食べようと思う人も少ないのね。かき氷たちに囲まれて一人美味しくいただきました♡
こちらはセットで選べるデザート。アイスとかかき氷も選べるけど私はぜんざい&冷煎茶。
ぜんざいあまいっ!!かき氷の金時食べてたからあっさりタイプかと思ったら、予想を裏切る甘さでした。ご注意ください。