クリスマスプレゼントを選んでいて思い出したこと

寒さも緩いお正月。みなさんいかがお過ごしでしょうか？
私は積もる話もあるのですがしょっぱなからパンチの効いた話は憚られるのでゆる～い今昔話でも。

去年・・・と言ってもつい数週間前の話です。
次男がクリスマスプレゼントにワイヤレスイヤホンを所望しました。
こういうやつね。

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次男は片耳難聴で右耳が聴こえません。
ですのでイヤホンの左右が固定されているものではなくどちらにでも使えるイヤホンだと普段使う片側が壊れてももう一方を使えるから使用期間が長いのではないかというのです。
かしこか！うちの子かしこですかー！！

＊＊＊

さてその昔、ウォークマンのイヤホンは１本に繋がっていました。ワイヤレスという概念がなかった時代。それは当たり前でした。
耳から垂れた黒い線は制服のポケットの中のウォークマンに繋がっていました。
もちろんカセットテープをガッチャンコと入れるウォークマンです。
サルが腰かけて聴いていたウォークマンです。

放課後の教室。
１つの机を挟んで座る二人。
１本のイヤホンを片耳づつさし一緒に音楽を聴いていた時代。
自ずと相手との距離は近くなりますきゃー♡リア充か！リア充ですか！！
相手の耳からイヤホンが外れてしまわないように、コードを少し弛ませるくらいにすると自動接近戦です。
そうです、それが相手と接近できる言い訳の一つでもあったんです。

（青春時代を思い出しニタニタしております。しばらくお待ちください。）

お待たせしました。
ところが昨今はワイヤレスの時代。片耳づつさしていても多少の移動も離れても大丈夫！
うっかり動いて相手の耳からイヤホンを引っこ抜いてしまう心配はございません。
・・・近づけない！！

あの頃の青春の淡い体験を現代っ子は経験しないまま大人になってしまう！
由々しき問題です！
せ、せめてこれにしない？