わたしのみち

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湯葉が好き



湯葉が好きです。本当は生ゆばが好きです。でも高級ですしそんなにしょっちゅう食べられるものでもないので、乾燥ゆばを愛用しています。
しゅうです、ごきげんよう。

ゆばとは
大豆の加工食品の一つ。
豆乳を加熱した時、液面に形成される膜を、竹串などを使って引き上げた物で、植物性蛋白質に富む精進料理の材料である。
ゆばは凝固剤を使用しないため、大豆から製造できる量は豆腐の約10分の1程度と少ない。
ゆば - Wikipedia

そうです。ゆばを食べたければ大量の豆乳を用意しなければなりません。しかも加熱してできる膜は少量。よって高級品です。
自宅で作ってみたいけど贅沢だわ~。

汲み上げ湯葉と引き揚げ湯葉

ゆばには「汲み上げ」と「引き揚げ」があります。

汲み上げゆば

作る過程で先に出来るのが「汲み上げ」です。炊いた豆乳の温度がそれほど上がってなくても膜は貼ってきます。完全に1枚のシートになっていない状態をお箸で汲み上げるとどろっとした膜の一部が汲み上げられ、器に入れると汲み上げ豆腐のような見た目です。

引き揚げ湯葉

豆乳を炊き続けると表面に綺麗に1枚の膜ができます。竹串などで真ん中から引き揚げると薄いながらも折りたためる硬さがあります。器に入れても形は崩れず、食べるとしっかりした食感です。

汲み上げ豆腐

炊いた豆乳の残りに「にがり」を入れると汲み上げ豆腐ができます。型に入れる前の状態なのでとてもやわらかくとろっとした豆腐が出来上がります。


近畿地方では湯葉と言えば京都

(だよね!?だよね!?)
湯葉と言うより湯豆腐?京都の観光地に行くと観光客用の飲食店には「湯豆腐・湯葉」の文字をよく見かけます。
せっかくの旅だからね、少しは贅沢したっていいよね・・・ってゆば目当てに湯豆腐の店に入りたいのですがこれも結構いいお値段。湯豆腐だけで数千円以上するお店もあります。
私は湯豆腐(というかゆば)が好きだからいいんですが、男連中は「え~!豆腐だけぇ~?」と速攻却下。
私はぷぅっと膨れながらガッツリ飯に入ることになるのです。
確かに我が家の男連中には物足りないゆば。

ということで、家でゆばを食すことになるのです。
私一人が楽しめるゆば天国!まず食べたいのはゆば刺し。

生ゆばの少し歯ごたえがありつつもとろっとした食感とふわっと鼻に抜ける大豆の香りがたまらんです♡
これでも結構高級品だからね!ほとんどを一人で食べる贅沢。

でも本当はパックじゃなくて汲み上げゆばを食べたいよね。
そんな時は「梅の花」でランチ。
しかし悲しいかな。友達を誘っても「豆腐だけぇ~?」と我が家の男連中と同じ反応にバッカーンと跳ね返され。
たまにはいいじゃん、しっとり会席ランチも~( ノД`)シクシク…
いいさ、いいさ・・・私に付き合ってくれるのは母だけじゃい。
「汲み上げ湯葉」→「引き揚げ湯葉」→「汲み上げ豆腐」の工程を「梅の花」で堪能します。

そんなこんなで普段は乾燥ゆばを愛用して私の湯葉愛を満たしているのです。

乾燥ゆばの使い方

湯通しすればおひたしやサラダにも使えますが、生ゆばの食感とは程遠いです。そしてとろっと感は出ません。
なので普段は温かいものに好きなだけドカッとゆばを入れてワックワクしながら食べるのです。

お味噌汁

何の味噌汁でもいいです。
お椀に乾燥ゆばを入れてお味噌汁を注ぐだけでいつもと違う一品になります。

うどん

かけうどんに入れてもいいのですが、お汁にとろみをつけて乾燥ゆばを入れます。少し焚いたら溶き卵でとじて「ゆばとじうどん」のできあがり。
肌寒い日なんかはとろみをつけることで体がポカポカしますね。

丼ぶり

どんぶり出汁で玉ねぎと乾燥ゆばだけを焚きます。ゆばがやわらかくなったら溶き卵でとじて「ゆば丼」です。
色々な具を入れなくてもいいので一人の楽ちんお昼ごはんも満足です。


・・・すいません。本当に入れるだけですw
もちろん生ゆばのように大豆の香りや食感は薄いですが、「私一人のために高級食材を取り入れられない」のでお手軽に取り入れられて満足しています。

まとめ

「湯葉が好き」というと( ´_ゝ`)ホーン・・・ってな薄っすーい反応しか返ってきません。なのになぜこの記事を書いたのかw
ゆば好きって少ないのかな~。美味しいのになぁ~。ぜひ乾燥ゆば使ってみてよ!
高級食材って書き過ぎて、うちのお財布事情に対する不安がみなさんに生まれませんようにwww




ARIGATO☆