わたしのみち

おもうこと、ひびのことあれこれ




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泣く

今日のエントリーはただの私の備忘録です。記憶は薄れてしまうから記録に残しておきたかっただけです。
勝手ですいません。どうぞこのまま閉じてくださって結構です。何も為になるコトはありません。

2019年4月23日(日)
今期初の公式戦に挑むキミ。

ミニバスケットを初めてちょうど1年。スタートは遅かったよね。
でもこの1年同学年のメンバーのスキルに追いつけるように必死だった練習を見てきたよ。
5年のブランクを埋めることは難しいと思う。試合中コーチの檄も飛ぶ。
それでも日々の練習の成果を発揮させたキミをお母さんは抱きしめて褒めることしかできませんでした。

リーグ戦2試合目ではシーソーゲームで惜敗。
どちらのチームも決して集中が途切れた訳ではない。
取っては取られ、取られては取り、見事な接戦だったね。

ゴール下からゴール下へ必死に走り踵を返す。
持久力が足りない、足がもつれることも何度かあったし、苦しくてたまらないのは見ていてわかった。
チーム戦、誰か一人でも諦めたら終わり。それでも諦めない気持ちを持ち続けたのは1年の成果だと思ってます。

ゴール下を固守し誰よりも高く飛ぼうと、このリバウンドは自分が取るんだという意思が、キミのプレーから伝わってきました。
苦手だったフックシュート。練習で本数をこなせず最後まで続けるキミを周りで励ましてくれたメンバー達。
目を赤くしてでも続けた成果が出たじゃないか。

最後の1分を残して3ゴール差。メンバーはタイマーを見る余裕もなく走る!
しかし相手チームの防御も固く、その差は埋められなかったね。
ラスト1秒。キミがエンドラインから渾身の力でフロントコートに放ったボールは無残に床に跳ねた。

その瞬間に切れてしまったんだろう。涙をポロポロこぼし拭いながらなんとか挨拶に向かう。
コートを後にして通路の隅でうずくまって泣くキミをメンバーのお母さんたちがなだめてくれる。
ごめんね、私はそこに行けなかったよ。一緒に泣きそうだったから。泣いてしまうわけにはいかないから。

あなたたちはいいチームだよ。キャプテンの指示、連携、意思の疎通ができている最高のチームだと私は思う。

次こそは!と思うのは簡単だけど、この試合ですべてを出したキミに今それは言えないです。
自力で顔をあげられるのを見守ってるよ。